今回は第3代K-1 WORLD GP女子フライ級王者のSAHO選手に話を伺ってきました。どうしてキックボクシングを始めるようになったのかから、今後の目標まで聞いてきました。

キックボクシングとの出会い

SAHO選手がキックボクシングと出会ったのは幼少期からでした。

「小さい頃はキックボクシングってのも良く分からないで、顔面殴って蹴ってみたいな感じでやってました。お姉ちゃんがやってたので、私もやるって感じで」

SAHO選手の姉はJ-Girlsなどで活躍していた吉野楓香選手だ、キックボクシングの始まりは、家族の影響だったが、そのままキックボクシングを続けていきます。

「中学生くらいになってくると女子選手が少なくなってきて、高校になるともっといなくなってくるんですよね。そんな時に塾長から『プロ行ったら、もっと相手いるよ』と言われて、プロも良いかなって、そのままデビューしました。」

外国人選手との戦い

「実は私、全部の試合覚えてるんですよね。一戦一戦が大事なんで、しっかり意識していかないといけないですから」

そんなSAHO選手が大きく成長するきっかけになったのが、2022年6月25日(土)K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~で行われたジャシンタ・オースティンとの一戦です。この試合では惜しくも判定負けに終わりました。

「悔しかったことは悔しかったですけど、弱点を見つめ直しました」

そういうSAHO選手が繰り返し語るのがスポンサーや応援してくれるファン、SAHO選手を支えてくれる人達への思いです。

「スポンサーさんをはじめ、支えてくれる方に返すには勝つしかないですから」

敗戦後、SAHO選手は勝利で復帰戦を飾り、2024年3月20日(水・祝)には、K-1を支えてきたチャンピオンKANAを破ったアントニア・プリフティに判定勝ちし、第3代K-1 WORLD GP女子フライ級王者に輝きました。

海外選手と試合もしたい、でも地元で活動は続けたい

チャンピオンとなった今、意識するのはどれだけ防衛戦を重ねられるかです。「チャンピオンとしてこのベルトを守ることしか考えてませんね。でも、どうせやるなら強い選手と戦いたい」と語ります。

また、今後も海外選手との試合に挑戦したいと考えています。新しいチャレンジをしてみたいという思いはあるようですが、「東京や大阪に出る機会も増えたんですが、拠点を移そうとは思ってないですね。ここでもできるし、塾長がしっかりとサポートしてくれますから」と地元は離れるつもりはないと語ります。

同時に、将来的には指導者としての役割も果たしたいと考えています。「自分が背中を見せることで、次の世代の選手たちに夢を与えたいですね」と地元に根差した活動を続けていくことに誇りを持っています。また、地元の若手選手たちに対しても、自分の経験を活かして指導を行い、彼らが成長できる環境を作りたいと考えています。「自分がここまでこれたのは、多くの人々のサポートがあったからこそ。その恩返しとして、今度は自分が次の世代をサポートしたい」と語り、指導者として活躍したいとも語ります。

 

投稿者 GB