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コロナと女子格闘技ということで、女子格闘技に関わる人々へのインタビューをしています。今回は、2020年12月19日に開催された『skyticket Presents DEEP JEWELS 31』で、大島沙緒里選手に見事勝利をおさめたパク・シウ選手にインタビューをしてきました。







コロナと海外選手






今回、パク・シウ選手は、DEEPJEWELS31出場のために来日しました。ここから始めるのは、来日すること自体が難しい状況だからです。しかし、彼女の言葉からは、どうしても、試合をしたいという強い意思が伝わってきました。





コロナウイルスの感染拡大により、2020年は多くの人々がその行動を制限されました。格闘技界もその例外ではありません。2020年3月22日に開催された「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~」では、コロナの感染が拡大している中で開催したK-1に対して、埼玉県や大衆が批判を寄せました。観客を集める格闘技興行は、コロナのクラスターとも目され、各団体ともに対策をしながら開催しています。





開催自体の難しさもありますが、もっと難しいのが海外選手の招聘です。海外から、日本への渡航は、2週間の隔離を要請されます。選手はその間、自室内での運動しか出来ません。パク・シウ選手は、ジムでの調整などはしていないと言います。





これまで、パク・シウ選手は、日本での試合の際には軽量日に来日していたので、来日後の調整はしていませんでした。この辺は、日韓の近さを象徴するエピソードです。しかし、隔離期間が入ってしまったので、コンディションの維持が難しくなったのは言うまでもありません。





2週間の隔離だけでも、海外選手にとっては打撃です。パク・シウ選手は、韓国ではピラティス、ヨガなどのトレーナーをしていますが、今回はその仕事を辞めて、日本に来日しています。





「辞めたので、収入が心配です」とはにかみながら答えました。彼女の思い切りの良さと同時に、格闘技に対する並々ならぬ決意を感じさせます。来日時と帰国時の隔離期間を考えれば、1か月近く仕事を休むことになり、職場の理解がなければ難しいでしょう。辞めなくてはならないのも納得です。ファイトマネーで賄うことが出来れば良いですが、なかなかそれも難しいのが現状です。


なぜ、コロナ禍に来日をしたのか?










そこまでして、何故パク・シウ選手は来日したのでしょうか?この質問を本人にすると、「どうしても試合をしたかったから」と答えます。





コロナ禍で、韓国では格闘技興行は少なくなっています。試合数が増えている日本と比べると、韓国は試合の機会自体が少なくなりました。韓国では、最近になってようやく女子の試合が行われるようになりましたが、まだまだ試合数は多くはありません。コロナで試合が減ると、韓国の女子選手は、試合自体がなくなってしまったと言っても良いでしょう。





そこでパク・シウ選手が選んだのは日本でした。2020年5月6日に当時の王者前澤智選手とのタイトルマッチが予定されていましたが、コロナで中止になりました。今回の試合に勝ち、来年開催が予定されているDEEP JEWELSアトム級GPトーナメントにも弾みをつけました。


テコンドーからMMA、そして・・・・










そんなパク・シウ選手は、どういう選手なのでしょうか?





パク・シウ選手の格闘技歴は中学校時代まで遡ります。中学校からテコンドーをはじめ、様々な大会で入賞を果たしました。テコンドーは大学時代まで続けていたと言います。





その後、キックボクシングを習い、最後はMMAに行き着きました。プロを目指すきっかけを聞くと、「自然とプロを目指すようになった」と言います。





そんなパク選手の目標は、DEEPJEWELSアトム級王者になり、RISINに出場し、ゆくゆくはUFCに出場することだそうです。姉貴分のハム・ソヒ選手がONEと契約したことが報道されましたが、「ONEはどうですか?」と聞いても、「あまりピンとこない」と乗り気ではないようすです。





「UFCは自分に合っている気がする」というパク選手。パク選手は、相手に肉薄して、打撃を浴びせるファイトスタイルを好んでいます。インタビューでも、「接近しての試合が好きです。」と述べます。これまでに試合をした日本選手は、いずれもグラップラーで、近付いたところをパク選手の打撃の餌食になってきました。彼女たちにとって、パク選手は嫌な相手でしょう。





接近しての打撃と言う肉食系な試合を好むパク選手ですが、目標とする選手は、中国人でUFC女子ストロー級王者になったジャン・ウェイリー(張偉麗)選手。パク選手と同様のストライカーです。





仕事を辞めてまでも、日本での試合を待ち望んでいたパク選手。トーナメントでの活躍にも期待です。





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投稿者 GB